空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

7/5

望月麻衣『京都寺町三条のホームズ③』を読みました。

3巻です。

金椛国シリーズが激しい物語だったので、ちょっと現代もので穏やかなものを読もうと思ったのですが、いや、生きてるだけで死ぬ怖れのない世界は素晴らしいですね。しかし、読み終わると、ゆるふわすぎて次はもうちょっと厳しい話を読もうと思ってしまうのが最近の読書スタイルです。

今回の話は、やたらと女癖の悪い男が出てきて、しかもそれが許されてる風なのが、主人公は怒ってましたが私もわりと激おこな気分です。芸の肥やしになり仕方ないんですよなんて、そんなわけあるかい。後、後半の円生との対決の話もどうも子供のケンカに見えて、あまり好きではない。この謎の対立はいつまで続くんでしょう。

1、2巻は面白かったのに何となく3巻でペースダウンした感じは否めなかった。しばらくは距離おくかもですね。でも4巻は多分買う。こういう穏やかな現代ものが、時としてどうしても読みたくなる瞬間があるのです。

 

今日は叡王戦第二局だったわけですが、まさかの持将棋指し直しになりました。
叡王戦は豊島竜王名人応援なのですが、なのですけど、前回といい永瀬叡王は優勢なのに決めきれない状況が続いてちょっと心配になります。永瀬も好きなのですよ。豊島応援ですけど。指し直しともなると関係者もわたわたしていて今後がとても心配になりますね。見てるだけの立場からすれば次の場所で1時間を3局やればいいのではと思ってしまうのですけどどうなんでしょう。難しいのかな。