空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

10/31 最近読んだ本+α

どこの家にも怖いものはいる (中公文庫)

三津田さんって感じのホラー怪談ミステリーだった。短編的な怪談が5つあり、それらに奇妙な共通点があると探っていく話。怪談にしては整合性が取れ過ぎているが、ミステリーとしてはイマイチまとまりがなく、その中間ぽい感じかなと。怪談ものが好きなので、個々の怪談は面白かったけど、それを繋げて連携したいなら、もうちょい明確な答えも欲しかったかなとも。久しぶりに三津田さん読んだけど、また読んでいきたい。

コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)

前々から名前は知っておりいつか読みたいと機会を窺っていた作品。思った以上に温かく優しい作品でした。個人的には桜の話がSFチックで面白かった。ファンタジーとSFは紙一重。猫の話は良い話ではあったけど悲しくて、こういう話は苦手です。テレビの話は、すごく時代を感じてしまった。発想の転換!というのもあったけど、それ以上に使えないテレビを、そこに、え、邪魔では、と情緒もくそもない感想が最後に来ました。村山早紀さんは、お初に近い作家さんなので、これからもちょいちょい読んでいきたいと思います。

 

この前、鬼滅映画観てきました。鬼滅はアニメ見てるだけのゆるふわ勢なのですが、炭治郎のメンタルつよつよなのがとても気持ち良いですね。