空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

10/1 「薬の魔物」メモ~SSを見始めた。

「薬の魔物の継続理由」を読み終わり、あまりの喪失感にガチで気分が悪くなり、吐き気がして、その絶望に耐えられず、みんな何で平気なのかと狂うようにツイッターで薬の魔物検索をしたり、かなり情緒不安定だったのですが(本気で)、何と、桜瀬さんのツイッターSSを全然読んでなかったことに気付き、何と、まとめて下さっている方がいて、生き返りました。

ありがとう。本当にありがとう。

今度こそ、一瞬で読んでしまうのではなく、本当に少しずつ読みたい。本編読んでる時なんて、正直、終わり20話近くになると、楽しさではなく終わる恐怖の方が勝って、かなり正気じゃなかった。今でも正気じゃない。正直、今の私の心理状況は限定的な心療内科案件だと断じて欲しいくらいおかしいんだけど、「薬の魔物」以上の作品にこれから出会えるのか、出会いたいけど、想像できない。ここから先にこれ以上の作品に出会えないなんて絶望しかないと思うと、本当にしんどくて人生から目を逸らしたいけど、私の生きる意味は本しかないんだよ。正確には本ではなく、物語なんだけど。本当にもう、今でも泣きたくなるくらい、薬の魔物が私の理想の世界で、読んでるだけで、幸せになれる作品だった。

本気の弊害として、何を読んでも、でも薬の魔物には勝てないなと思ってしまう。作品なんて、勝ち負けなんて関係ないのに。自分に合うか合わないなのに。それでも、私の心が薬の魔物の世界を求めてそう思ってしまう。本来、悲しい時は、全然違うことをして気を逸らすことが正しいはずなのに、私の趣味は本しかなく(正確には物語)、なので本を読めばその同じ本繋がりで薬の魔物を想ってしまうのは冗談ではなくつらい。

唯一やってるアプリであるツイステとFGOをログインしかしてないので、そっちもちょっとやらなくてはと義務感を感じているんですが、義務感…。

10月アニメも始まるし、何とか気を逸らせるかな。それくらい面白いものに出会えるかなと期待はしています。

継続理由、最後の方の感想を少し。

ノアとアルテアの正体関連が間に合ってよかった。もはやめちゃくちゃ面白かったけど、もうあの頃には戻れないね。

アルテアの選択の失落の話。ひぃひぃ言いながら読んでた。最後の方に、こんな話を入れてくれてありがとう。

薬の魔物の登場人物たちは時間とともに少しずつ変化していってそこが本当に素晴らしくて、未来と過去のキャラの邂逅めいた話もその特徴で、アルテアさんの今昔を感じると本当に感じ入るものがありました。もっと先があれば、まだまだ色々あったのになと感じるとまた悲しくて情緒不安定になる。悲しすぎるので本当は考えたくない。なぜみんな笑って昔話をできるのか。

そして、とうとう読んだ、ツイッターSS。継続理由読んでる途中にSS投稿しますとか書かれていても、そこから読むわけにはいかず、むずむずしていたのですが、こんな風に終わってから読める機会があり嬉しい。そして、めちゃくちゃ面白い。桜瀬さんは文章だけで笑わせられる天才です。

「どちらか一人死なないと出られない部屋」は面白い過ぎた。全員あっさり物理突破してしまう。これは、セッしないと出れない部屋に閉じ込められてもあっさり出てしまうやつですね。真面目な妄想として(真面目?)、アルテアとウィリアムとネアが、誰かがセッしないと出れない部屋に閉じ込められたら、絶対アルテアとウィリアムでやるだろうなと思っていたのだけど、物理で突破されちゃいますね。

「タジクーシャに一緒に落とされて~」エーダリアが面白かったし、ネアのヒルドに対する態度が一貫して面白い。後、アルテアは一緒に寝ろよ、と突っ込んでしまった。皆同じ部屋で寝てるのに、よりもよって一番色めいた仕掛けをしそうなアルテアだけがわざわざもう一部屋取ったのが笑う。今なら一緒に寝てるね。余裕で。

ツイッターSSは全体的に楽しい話が多くて嬉しいです。

そして、解雇理由の読み返しも少しずつ始めました。そちらの突っ込み兼、感想も機会があればやりたい。