空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

1/29 読んだ本とかアニメとか

その裁きは死 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)

一週間前くらいからちょっとずつ読み進めていたのをやっと読了。相変わらず読みやすい文体、多分翻訳がとても良い。前回と同じく、パズルのピースを埋めるがごとく事件の納まりは本当に丁寧でそこは良いと思うんだけど、サブキャラがみんな嫌なやつ過ぎて、特に警察官関係とか、読んでいていい気持ちはしない。日本のものだと、一見嫌なやつに見えても実は、というパターンが多い気もするが、これは海外特有なのかこの作家の作風なのか、犯人だろうとなかろうと、嫌なやつに見えて最後まで嫌なやつが多く、いわゆる"ざまぁ"的な展開もないのでモヤるのですよね。とはいえ、レギュラーキャラというわけではないのでそこはスルーすべきなのかもしれない。

心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数

八雲&御子柴シリーズの主人公組がコンビを組んで活躍する1巻。2巻が出ていたので1巻を読んでなかったことに気付いて慌てて読む。すごい面白かった。八雲は全部読んでて、御子柴シリーズの方は確か1冊だけ読んでるので、こちらは2巻以降も後々読みたい。どちらも本編の前の話ということで両ヒロインに出会う前、八雲が語り手なのでどちらかといえば八雲中心かな。しかし、どちらも本編で探偵役をやってるだけあって頭が良いのでさくさく話は動く。霊が視えるという能力と数学的なアプローチからの推察力を持つコンビということで、ある意味最強なのでは。2巻も買っているので楽しみに読みたい。

今期私にしてはかなりアニメ見てる方だと思うんだけど、「ブルーロック」か面白い。前期から引き続きなのだけど、スポーツものにおいて、敵味方関係なく魅力的なキャラクター同士のシャッフルが見たいや、スポーツしてる部分だけじゃなく私生活も見たい、などオタクの”見たい”を合法的に叶えてくれるのは本当に最高ですね。

後、「ノケモノたちの夜」1、2話で面白そうだけど方向性がわからんと言ったが、3話を見て、こんな風に、悪魔と契約した人との絆や関係性を流し見ながら旅をする、という話なのであれば、それはそれで面白そうだなと思った。