・「魔導具師ダリヤはうつむかない」web版を読みました。
書籍最新版の10巻を読んで、どうしても続きが読みたくなってしまって、とうとうweb版に手を出してしまいました。ヴォルフがまさかのダリヤに対しての意識を強く持つようになっていてちょっとびっくりしてしまった。そして、ますます続きが読みたくなってしまったのだけど、今までリアルタイムでなろうを追いかけていたのが本好きくらいしかないので、毎日更新じゃないことが少しもどかしい。いや、本好きの更新は異常だったんですけど、この手のものは普通どれくらいの頻度で更新があるものなんでしょう。書籍版との差はまだあるみたいだけど、並行して書いていくのは大変そうで、しかも、今はアニメも始まってしまって、忙しいだろうということは想像がつくが続きが読みたいという気持ちも抑えられない。しかし、作者様はどうか自分のペースで、心穏やかに過ごして欲しい。
・「ブリジャートン家」5、6巻を読む。
5巻は次女エロイーズの話。相手は会ったこともない文通の男性で、勝手な希望を抱きながらもどんな相手か知るために家に押しかけたら、彼には二人の子供がいて、母親になってくれる女性を探しているという。正直、私個人からすると、あまりにもひどいと思ったんだけど、これはアメリカというお国柄なのか、時代的に考えて作者がこういう価値観を普通だと考えたのか悩むところだったのだけど、最終的に本人たちが幸せになれたのならば文句をいうことではない。でもやっぱり、子供たちの母親が欲しいから結婚したいという欲を前面に出してくる男性に、それでもいいと柔軟に対応して結婚を考える女性の気持ちはわからなすぎる。
6巻。わりと今までとはガラリと雰囲気の変わる話だった。初期からちょいちょい名前が上がっていた結婚してすぐに未亡人となってしまった三女フランチェスカの話。悲しい話を読むのが嫌すぎたので、死ぬとわかっている夫とフランチェスカの在りし日の話はすっ飛ばしてしまいたかった。親友であったジョンが死んでしまい、ずっと好きだったフランチェスカがフリーになってしまったことに動揺して逃げたマイケルがまじで最低だと思ってしまって、相変わらずこの作者の書く男はクズ味が強いと思うのは私だけでしょうか。いや、逃げて避けただけで、クズは言いすぎかもしれないが、好きな相手には優しくして欲しい。きつく当たっていて、でも実は好きだったなんて言い訳したところで、その時に傷つけられた心はなかったことにはならないんよ。でも、ロマンスものは何だかんだで最後はハッピーエンドなのでそこは本当に安心して読める。
・終わるアニメ、始まるアニメ
前期、結局最後まで見たアニメは「WIND BREAKER」と「忘却バッテリー」だけでした。少女漫画系統はピンと来るものがなかったため、前々期、見逃していた「ゆびさきと恋々」を見たのだけど、これは面白かった。「Unnamed Memory」は、原作は本当に好きなんだど、アニメのかっ飛ばし具合が悲しくて途中で見れなくなった。願わくばこれで原作に入ってくれる人がいれば救われるのだけど、いるんですか。見当たらないんですけど。面白いという人がいれば水を差すつもりはないんです。でも私は悲しい。やはり中途半端なアニメ化ならして欲しくないと改めて思った。
今期アニメに関しては、取り敢えず、ダリヤと小市民シリーズ、逃げ上手な若君は見ようと思ってるのだけど、それ以外は全然チェックすらできていないので、評判を聞いてからかなと思っています。