空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

6/15

『山猫珈琲』(下巻)読み終わりました。

青年海外協力隊の人で、登山の人で、自転車で全国を廻っていているというアクティブの人ながら、小説家としてデビューするのにとても苦労した人という湊かなえさんの半生を知ることのできてしまったエッセイでした。

上巻は確かピンクの表紙がかわいくて(ピンク好き)衝動買いして読んで、下巻はそのうちと思いながら数年経ち、今更読み終えたのが何だか感慨深いです。

湊かなえさんの小説は『告白』しか読んでないものの、全体的に暗くシリアスな内容でもあるので、ここまで活動的な人で、さらにいうと小説家になるのに、応募、応募、また応募落選の連続で、ここまで苦労したのも驚きでした。

そしてこんなのを見てしまうと、やっぱり小説を読んでみたくなるじゃないですか。しかし、困ったことに、湊かなえさんの小説って、あらすじが、何だか、面白そうに見えないんですよね。困ったことに。でも読んでみたら面白いということもあるかもしれないし、『告白』は面白かったし。今度本屋で、何とか自分に合いそうなものを探り出してみたいです。