空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

1/7 「薬の魔物」回顧録メモ(424-432)

薬の魔物の解雇理由」読み返しメモの為、 シリーズ最後までネタバレ注意。ゆっくり再読中。

前回は、辻毒事件が終わって、みんなでバルバやってというところだったかな。思った以上にこじんまりしていて、ここからどんどん大きいパーティーめいたものになっていくのだけど、この時は参加人数も少なかった。

今回からは夏至祭の準備な話。

(424)

ネアが前の世界で、苦しんでいた時のことを話すシーン

“人生から美しさが欠けても、世界は美しく物語は優しい。”

ここの言葉が本当に好きで、初めて読んだ時は、自分が苦しくとも世界が美しいと感じることができるなんてネアは優しいんだなと思ったんですが、今、読み返してみると、そうではなく、自分に希望が持てなくとも世界が、物語が美しくあるからこそ生きていけるんだなと、違う感想を抱いた。

再読することで、見える風景も違ってくる。
ネアの想いの欠片から私の想いまで溢れてきて、本当に改めて感じ入ることも多い。

(427-429)
因果の精霊王を激辛で撃退して、夏至祭は終わり。
ハツ爺さん初登場(よもや人間階位上位の存在だったとは)、
バーレンを蹴飛ばす(←ここ)(華麗なる伏線)(2周目じゃなかった見逃しちゃうね!)、バーレン事件も近いか、と思ったんだけど、まあまあまだ先。作者様どれだけ息の長い伏線を引いてるのかと。

(432)

ディノが家出して、ネアが一人旅する話。
この話は大好きで、ネアが一人で旅をする話って、実はほぼないんですよね。この時が最初で最後だったのかもしれない。

この時のネアが、一人で列車に乗って旅をしてる様がとても悠々としていて楽しそうで、どちらかといえば一人大好きなネアが、今じゃ、一人になる時がほぼないから、それは大丈夫なのかなと心配になることもあるけど、今は、伴侶であるディノがずっと一緒でも他のみんながいてもストレスがあるわけじゃなく、楽しそうに見えるので、そこは変わっていったものの一つなのかな。

ディノの城に入れる入れないの話。ノアが昔は入れたけど、今じゃ第二席のウィリアムがぎりぎり、でも万象との差は大きいとあり、やはりノアはディノに近しい存在だったんだなと。
一方アルテアは、ネアに葡萄ゼリーだけ渡して帰って行きました。今週の慈善事業はこれで終わりだとドヤ顔で言うも、それは使い魔でいるための条件だったのではという言葉に微妙な顔のアルテア。見てるこっちも微妙な顔になっちゃうよ。そう、この時のアルテアは使い魔にさせて頂いている状況なんよね。
そして、ネアの一人旅。くすまも世界の列車事情も知れてこの回は本当に楽しかった。乗って早速ナンパされるネア。一人が好きなので、と強く言い放つネアが強い。私も言いたい。
次々となぜか謎生物に強襲されるもヒルドさんのブーツで踏んで解決。一人旅が実は一人旅ではなかったと知るのは次回。でも一人旅気分の楽しさだった。

好きラノ投票のために、久々にツイッタ更新(投票しただけだが)してみたが、ツイッタ界は怖いところなので(何かを見た)やっぱブログに籠ってるのが良いなと改めて思うなど。でも好きのラノ投票は楽だったので次回があればまた使いたい。