空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

6/29

篠原悠希『青春は探花を志す』を読み終わりました。

シリーズ5巻目。まさかの学園編。

正体がバレたら死罪という状況で女装して後宮に隠れ住んでいた後宮編から、族滅法が廃止されるも西方への命がけの冒険篇を経て、都に戻り平穏な日常に戻り官吏を目指すか医学の道を目指すか自分の望みがわからないまま官吏の道に続くための大学に通うことに。今までに比べ平穏なはずが、精神的な意味でいえばより鬱々とした話だったように思います。それにしても遊圭と親しくなった人物を見たら、裏切りそうとか思ってしまい、案の定裏切りに合うしで、ちょっと遊圭は裏切られすぎな気がします。ルーシャンに謎の不穏フラグが立っているし、玄月にまで謎フラグが立ってくるの勘弁してほしい。

今回、折角もらった官位が、罪人を庇った罪により剥奪され流刑地行きが決まり、次からまた面白そうな展開に。最後の明々のあれは棚から牡丹餅で、ニヤニヤが抑えきれなかった。さっさとくっついてくれ。

もちろん続きも即読みます。後、3冊しかない。終わって欲しくない。もっとゆっくり読みたいけど、続きが気になって仕方ない。