空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

7/2

篠原悠希『鳳は北天に舞う』を読み終わりました。

シリーズ8巻目。とうとう最新刊まで来ました。

良かった。取りあえず、目の前の危機は脱して最後はほっとしました。玄月の安否に関しては微妙だけど、何といってもルーシャンの裏切りの目が取りあえずはなくなったので。でも玄月にしたことは許せないけどな。

今回、特に今まで謎の部分だった玄月の内心や思いがほんのちょっと、本当に少しだけど見えて良かった。まだ完全にはわからないところもあるけど、それでも玄月も人間なんだなと思えたし、何より大切な人がいて、その相手があの人ということがすごい嬉しかった。状況的にはやばいことになっているんだけど、好きな人がいるというのは良いことだよ、幸せになれる目標があるならそこに向かって頑張ればいいんだよ。状況的にはめちゃくちゃ大変だけど、まじで大丈夫かって状況だけど、私は作者を信じてるから(そこかよ)、きっと幸せにしてくれるよ。作者の分身である遊圭が何とかしてくれるよ、みたいな気持ちに今なっているので心安らかに次の巻を待ちたい。

ちょっと希望的観測が強い気もするけど、続きを楽しみに待ちたいです。