空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

7/9

上橋菜穂子『鹿の王』4巻読み終わりました。

終わりよければ全て良しの言葉が蘇ってしまった。最後は希望がある終わりだったのが良かったとも言える。けれど、それ以外の、ホッサル側の事情を考えるとこれから色々厳しいものがあるんだろうなと考えるとすっきりとまではいかなかった。

これはやはりみんなが絶賛する『獣の奏者』あたりを読まなくてはいかんのではと切々と思いました。古本屋なんかで見かけたら手に取りやすいのだけど、何気に見かけないんですよね。

 

将棋の話です。

棋聖戦第三局、テレビでやたらと藤井くん特集されていて、いやいや負ける可能性とかめっちゃあるよ。なんでそんな特集するの。やるなら勝ってからやってよと、もやもやとした思いを抱えていたのですが、案の定(といったら失礼か)負けてしまいました。悲しい。

しかも、今回負けたことによりこれからめっちゃ忙しくなりますね。王位戦(北海道)が13、14日にあって、15日に移動、16日に棋聖戦(大阪)、18日JT杯(東京)と大変。将棋がどうというより、これ移動がしんどそうで。まわりの棋士たちからは、若いから大丈夫、なんて言われてますが、ほんまかいという思いでいっぱいです。