空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

12/30 岸辺露伴、実写化

 

岸辺露伴、実写ドラマ観ました。

めっちゃ面白かった。最高だった。最高の実写化。4部の実写にはこういうのを求めていたのだよ(見てないけど)。元々、ジョジョみたいなガチファンタジーよりも、あくまで現実な世界に、怪奇が紛れ込むといった話が好きな私からするとご褒美みたいな実写でした。スタント能力を映さず、あくまで人を本にする”能力”として表現し、泉さんになぜか見せない形にしたり(まじでなぜ?)より現実世界よりに工夫されていて個人的には花丸。3話のDNAなんて、元々原作が微妙かなと思っていたくらいなのに、それに大胆な改変とアレンジでを加えて、おっと思わせる話を作り上げるのは流石にすぎる。ただ、自分的に最高に好きだったのは2話。やはり、露伴さんの最強能力のその更に上をいくという怪奇に立ち向かうというそういう話が燃えるね。ヘブンズ・ドアーが最高にかっこ良かった。最高にかっこ良かった!

今回限りとか本当に勿体ない、ぜひ続編をまたやって欲しい。個人的には電車の話、スマホに憑く電磁虫のやつをやって欲しい。どう表現するのかわからないが、このスタッフで見て見たい。

 

 

12/19 最近読んだ本の感想

・最近読んだ本のプチプチ感想

悪役令嬢はモブ従者を振り向かせたい (アイリスNEO)

主人公の女の子が押せ押せの突進型。好き!結婚して!と常に連呼するも、相手の従者は寄るな変態!と塩対応。でもそんな冷たい視線も好き!とばかりにめげない二人の関係が好きになれるなら絶対面白いと思います。実は塩対応には理由があって、心の中では満更でもない、どころか普通に両想いなんだけど、従者の人が結局どういう選択をするのかわからないまま中途半端なところで終わってしまったのが残念。続巻に期待。

悪役令嬢最後の取り巻きは、彼女の為に忠義を貫く! (アイリスNEO)

"悪役令嬢"っぽい高飛車な女の子がその性格ゆえ婚約破棄をされそうな中、そんな彼女を崇拝している"取り巻き"な主人公が、ソフィア様ならもっと相応しい人がいるはずと、婚約者候補探しに奮闘する。女の子同士の主従成分強め、ラブは悪役令嬢の兄なる人と、ソフィア大好きという意見の一致で一緒に奮闘するなか徐々に距離が近づいていく、といった感じ。個人的にラブ成分はは主人公組よりも、ソフィアにちょっかいをかけてくるバルクホルンとソフィアの関係が好き。

クランツ竜騎士家の箱入り令嬢 箱から出ても竜に捕まりそうです (一迅社文庫アイリス)

番(つがい)システム(女向き小説によくある、なぜか運命の相手が"番"として決まっていてそれに抗うとペナルティがあるという謎システム)あんまり好きじゃないんだけど、竜の長候補が番といわれ、お互い人間/竜が番なんてあり得ないと、始めは戸惑っていたものの一緒にいるうちに情が湧いてくるという感じ。圧倒的強者である竜と人のペアリングは好き。ただ、竜と人が仲良く共存している世界ってのは個人的には"NG"なんだけど、そのあり得ないからこそ竜と人という組み合わせいいよねという矛盾した謎感情はあります。

インド倶楽部の謎 国名シリーズ (講談社文庫)

ノベルスって文庫化するのに2年掛かるんだなと日付を二度見しました。ノベルス発売当初は買う気満々だったのになぜそんなに時が経ってしまったのか。カナダ金貨もそのうち文庫化してしまいそうな。そんなわけで火村シリーズ新刊をやっと読めました。今回の話は、前世、過去現在未来を視るというアガスティアの葉にまつわる話。前世云々の話をする人々を前に、前世なんてあるわけないだろ!という会話は一切せずにふんふんと話を聞く警察の方々が大人だ。なんとなく、超常現象なんてあるわけないだろと切れる警察vs現地の犯人候補たちみたいな構図を推理小説ではよく見るので。そうだよな。わざわざ怒らす必要ないもんな。もちろん内心ではそんなことは信じてないのだけど、言い争うことなく淡々と進行するのが面白い。今回の話、外側から観ながら捜査する系の話なので、小規模な事件に見えるかもだけど、少しずつ手がかりが集まりパズルのピースのように色々なものが合致していくのは流石です。後、相変わらず、アリスと火村の関係性が絶妙。絶妙な距離感。遠すぎず近すぎず、別にいちゃいちゃしてないけど、めっちゃいちゃいちゃしてるんだよわかっていやわからなくていい。

面白かったです。この勢いで近いうちにカナダ金貨も読みたい。

 

ここまで書いて、こんなに長くなら向こうのブログに...とも思ったのだけど、もう面倒なのでこのまま投稿します。ぶっちゃけ、ここのブログに感想書くときはあまり精査せず思うままさらっと書いてるんだけど、それがいいのかもしれない。感想書くぞと気合いれると逆に書けないパティーンは多いです。

後、岸辺露伴の小説(ジャンプの短編集のやつ)も読んだけど、個人的に文章が無理でした。なんか漫画っぽさを意識して出そうとしてるのか微妙にむず痒い文章になってるんですよね。アイデアや構想は良かったので、実写の方は問題ないでしょうけど。そちらは楽しみにしたいと思います。

 

12/5 呪術廻戦と近況

最近、呪術廻戦にはまっています。

アニメが面白くて、続きが読みたいと思って漫画を探し始めたのですが、どこの本屋行っても見つかりません。ジャンプコミック売り場にいけば、鬼滅完売の文字はあれど、呪術廻戦の文字がどこにもなさ過ぎて、探すとこ間違ってるのか完全完売してるのかすらわからなくて、ひたすら無駄に歩き回って本屋めぐりをするという一日でした。

よーするに、ないんですね。今。

この令和の時代、欲しい本が手に入らないなんて、、まあよくあることなんですけど。鬼滅はアニメ良かったけど漫画欲しいまでは思わなかったのに、呪術廻戦は続きがめっちゃ気になって、なって仕方ない。

仕方ないね。アニメの続きを楽しみに待ちたいと思います。

ここ最近、クロームがなぜか開かなくて、調べるのも面倒なのでPCからはちょっと離れてました。SNS系や情報ツールはスマホで見れたので、PCは主に動画配信関係で、ないならないで、スマホで代替えきくもんだなぁと思いつつもやっぱ動画みてぇわということでIEは起動できたんでそっちを使ってたらなぜか、クロームを使ってよ!みたいな文言がやたら出るので再ダウンロードしたらあっさり使えるようになりました。本当に何だったんだろう。

 

 

 

11/25

読了岸辺露伴は動かない 1

久しぶりに漫画を読みました。いや、最近はそうでもないですね。ちょっと前に「スパイファミリー」を読みました。あれも面白かった。

ジョジョに関しては、完全にアニメ勢で、1部2部4部はしっかり全部観たものの、3部と5部は途中で脱落した中途半端勢です。ただ個人的に4部だけはすごく面白くて、自分の好みド直球で、露伴さんのスピンオフもあるのは知っていたのでいつか読むぞと思っていて早数年。岸辺露伴がなんと実写化すると聞き、これはもう今、読まなくては、と読むにいたりました。

ちなみに1巻で断トツに面白かったのが『六壁坂』。これは名作なのでは。妖怪じみた謎の生物が最後まで謎生物のままなのでホラーであり、最後の最後で露伴との絡みも絶妙で最高。

早めに2巻と小説も読みたい。

 

最近アニメは「呪術廻戦」にはまっています。

嵌るべきして嵌ったともいえる。ジャンプアニメの安定感は素晴らしいですね。

 

 

 

 

11/24

読了地獄くらやみ花もなき (角川文庫)

前々から気になっていてシリーズ巻数も増えだしてそろそろと読んでみたんだけど、個人的にはちょっと微妙な感じだった。

ざっくり言えば、地獄代行業なるものをしている謎の美少年・西條の前に犯罪者たちが現れて地獄行きになるという話。(ちょっと地獄少女思い出した)
キャラクター小説であると割り切って読んでしまえば良かったのだけど、そこまで夢中になれる何かがあるわけでもなく、この程度で死刑なんだふーんという思いの方が強かった。いや、この程度で死刑ならもっとアレなクズ世の中にいっぱいいるよね、というか、こういうのは警察に行くべき案件であり罪の如何は裁判所がするべきでは?魔界の王子なんだか地獄の代行者なんだか知らないが、何勝手に人間の罪を裁いて神さま気取ってんの?という思いの方が強くなってしまってダメだった。
ダメだったんだけど、キャラクター小説として考えるなら、2巻以降そっち方面で何か格別に面白いことが起こるのかもしれないという思いもあり読んでみるかどうかちょっと考え中。

 

11/22 よう実

読了ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 (MF文庫J)

よう実最新刊まで読みましたー!

めっちゃ面白かった。めっちゃ面白かった。しかし、なぜこんなすぐ読んでしまったんだ。どうせなら4巻が出てから読みたかった。続きすぎてめっちゃ気になるじゃないですかー。

一之瀬が、やばいことに関わってきたのは、正直かわいそうだけどこのままだと没個性に埋もれてしまいそうだったので、実は逆に嬉しい。これはもうぐいぐい食い込んでくるでしょう。後、正直、退学かどうかってことよりも命のやり取りらしきものが出てくるのは個人的にはめちゃくちゃ嬉しい。その方が絶対盛り上がるでしょう。しかも、生徒間だけの抗争だけじゃなくて、先生やら理事やら外部の関係者が敵として出てくると、先の話になるとしても、最終的に、先生(というより外部者)vs生徒とかの話になると尚面白い。

こうなってくると月城がどこまでやれるかも気になってくる。できれば強者でいて欲しい。そしてどれだけ卑怯な手を使ってもいいので一度は綾小路をギャフンと言わせて欲しい。その後、反撃するってパターンが一番理想だ。なんにせよ、綾小路のクズ性は散々見れているので、一度は地に堕ちて欲しいという思いがずっとある。がんばって月城。今のところ三流にしか見えないけど、私は綾小路が地べた這いつくばるシーンが見たいのだ。

 

よう実、一気に読んだけど最高に面白かったです。
これはもう今期ベストです。
次はいつ出るのか。楽しみに待ちたい。

 

11/21 男女の転生観の違い

・女性作家と男性作家の転生観の違いについて最近思うこと

女性作家の異世界転生ものは、主人公が現代を"思い出す"パターンが多いのに対し、男性作家の異世界転生ものは、あくまで現代時代の人格が主体なのはなんでだろうなと、ふと思った。男性作家の場合、"現代の知識"を活用し日本時代の人生をやり直すというパターンが多いのに対し、女性作家の場合、異世界の人格の主人公が、現代で知ったゲームや漫画などの"異世界自体の知識"を活用し、今、異世界で生きる人格の人生をやり直そうとする。悪役令嬢などそのパターンですね。もちろん例外は普通にたくさんある。本好きとかだって現代知識無双だし、あくまでざっくり感じたこと。女性向けは、異世界に生きてた主人公がある日ふと昔の日本で生きていた頃を思い出すという導入が多いのに対し、男性向けは、現代からそのまま意識だけが異世界に転移したようなパターンが多いなと感じたので。ちなみに私は”転生”としては前者の方がしっくりくる。後者のそれは、意識が転移したのであって、果たしてそれは"転生"なのかと。まあ、個々人の転生観の違いもあるかもしれない。
上手く言葉にできなくて、誰かいい感じに語ってないかなと検索してみたけどなかった。誰か、暇で、頭のいい人に、語って欲しいところではある。(ぶん投げて終わる)