空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

3/18 最近読んだ本と近況

約一か月ぶりのブログ更新ということで、どう考えても以前更新しすぎた反動です。

・最近読んだ本

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る (メディアワークス文庫)

父親が亡くなり、後を継ぐために初めて帰った実家で待ち受けていたのは、おかしな稼業で、という話。

前半のファンタジックな雰囲気が好きだったのだが、後半にかけての展開というかオチが好きじゃないタイプの話だった。驚くというより、私はとてもがっかりした。好きな人は好きだろうけど、私はとにかくこの手のタイプのものがダメなので、だからといって読む前に知ることはできないので仕方ない。

表面的に見れば、女の子一人に対して男が数人出てくるタイプの話でもあったので、作者が普段はどんなタイプの作品を書いているかは気になるところ。文章や雰囲気自体は悪くなかったので次回作は気にします。

ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス)

最近、海外ロマンスものに本当にはまっているのだけど、これも面白かった。帯にはどでかくドラマ化で人気に!とあったけど、もちろんドラマの存在などは知らない。

舞台は19世紀初頭、名門貴族のブリジャートン家の8人兄弟の恋愛ドラマシリーズ。1巻は、長女であるダフネの物語。結婚する気のない公爵サイモンと結婚相手を探しているダフネが、お互いの利益のために偽装カップルになるという話。

なろうや少女小説系統にある話が意外に海外作品にもあるのだなぁと最近知ることになったのだけと、これも偽装のつもりが段々お互い惹かれてきてというパターンでとても好き。シリーズものであるせいか、主役以外も濃い人物が多く、ダフネの三人の兄たちがおまえに妹を渡さんとばかりに邪魔してくる様子がコミカルにも描かれており、文章自体も読みやすくすごく良かった。

そして、2巻のあらすじを見てみてると、その兄の一人が主人公で、自分に相応しい理想的な花嫁をと近づいた女性の姉が猛反対でことごとく邪魔してくるのだけど、そのやり取りの中いつしかその姉の方といい感じになっていくという、この作者、さてはケンカップル好きだなと思ってしまって、私ととても趣味が合いそう。これから読むのが楽しみである。

本は中々読めてない現状の中、相変わらずGTA動画にはまっています。ずっと面白い。最近は中村悠一のグラセフ動画まで見始めてしまい(存在は知ってた)、未視聴動画が増える一方で終わりそうにありません。

後、ブログの方もそろそろ意識的に更新していきたい。

 

 

2/3 叶さんの切り抜きを見た

叶さんの動画をとうとう見てしまったのだけど、すごい面白い人だった。やばいこれは嵌る。

【ストグラ】警察全員VS叶のチェイスが激アツすぎてちょっとしたイベントになるwww【にじさんじ/切り抜き/叶】 - YouTube

【ストグラ】入れ替わる犯人と人質と爆笑の結末【にじさんじ/叶/切り抜き】 - YouTube

直接は知らなかったのだけど、GTA関連の別視点でちょいちょい見かけていたり、シュウや他のENメンバーたちとの絡みで少し気になっていたものの、見たら絶対嵌るからと思って避けてたのに、つい出来心で切り抜きを見てしまって、もうダメだった。。
別視点で見る限り、すごいしっかりしてて真面目そうな人だな、という印象だったのに、すごいノリノリで悪ふざけコントをする人だった。それでも、一人で真っ直ぐ立つタイプの芯の通った人という印象は変わらなくて(シュウと似てる)、すごく好きなタイプだ。

でも、まだ嵌りたくない。嵌りたくないので、せめて今見てるGTA関連のピザ屋と救急隊視点を見終わるまではと、ルカの動画も全然追いついてないので、そっちも一段落つくまでは!と必死に避けてる。

そもそもVのみなさん、毎日動画配信しまくり過ぎて全然追いつけない。もっとゆっくり生きて欲しい。

 

1/31 読んだ本「情景の殺人者」

情景の殺人者 Scene Killer (講談社ノベルス)

森博嗣にしてはゆったりとした話だったなと思った。
探偵事務所に浮気調査の依頼が来て、でもその依頼者が殺されて中断。もやもやするのでその事件追っかけて、みんなでわいわい議論するという、始めから最後まで、第三者という立場で完全に他人事だったので、心情的にはずっと穏やかだった。特に、加部谷恵美は今まで、事件の渦中にいてつらい想いをすることが多く、健やかであれと願っていたので、何だか楽しく読めました。もちろん、事件は事件としてシリアスな背景があり、犯人被害者の間にはそれなりにドラマはあるものの、レギュラー面子とは深い関わり合いにならなかったので、キャラクターたちの日常の話みたいな雰囲気が強い話になった。こういうのもとても良い。

このままいって全然良いのだけど、森博嗣だけに、これから先、何かあるのでは穿って見方をしてしまって、裏切って欲しいという気持ちはある。まじで幸せになってくれ加部谷恵美。1巻完結作品ならともかく、シリーズ化したならレギュラーキャラみんに幸せになって欲しい。次も楽しみです。

 

1/28 ルカの切り抜きを貼る

今日は、ずっとこれを見ていた。

【DUOLINGO】I LOOOOOVE 日本語 SUKI SUKI 好き【NIJISANJI EN | Luca Kaneshiro】 - YouTube

ルカの日本語お勉強回。あまりにもかわいい。私も英語の勉強がしたいと、ずっと思っているのだけど、全然勉強できてない。ルカの言葉なら永遠に聞いてられそうだけど、多分ずっと聴いていたところで英語の勉強にはならんのよ。

【日本語字幕】クモと戦うLucaKaneshiro /応援するIkeEveland【NIJISANJI EN/Luxiem切り抜き】 - YouTube

この切り抜きもめっさかわいかった。最高。

www.youtube.com

ルカの動画貼る時は、全人類見て!という気持ちでいるんだけど、この気持ちでいる間は、正直、まったく冷静ではないと自覚しているレベルの理性はある。あるけど、この溢れるリビドーをどう処理したらいいかわからないんだ。

【日本語字幕】ミュート解除に気づかずご機嫌で配信準備をするルカ・カネシロ【NIJISANJI EN/Luxiem/Luca Kaneshiro/配信切り抜き】 - YouTube

これもめっちゃかわいかった。
配信前に鼻歌まじりで準備してるのあまりにso cute

ルカ、いつも本当に楽しそうで、好きな配信者が楽しそうにしている姿がファンにとっては一番喜びなので存在自体が本当に良薬なのよ。

だからこそ、ルカの言葉が知りたい、英語勉強したいと思っているのに、ルカの動画見る時間を削られない。ダメ人間。みんなどうやってこの誘惑に抗ってるのか。見なきゃいいとか、すればいいとかいう根性論じゃなくて、もっと切実に、誘惑を退ける具体的なアイデアが欲しい。

 

1/26 映画『ゴジラ-1.0』観てきた。

映画『ゴジラ-1.0』を観てきました。

シンゴジラがアニメ的、空想的、スタイリッシュな爽快感があるものだとしたら、マイナスワンは、日本の邦画的なドラマ感、泥臭さを感じた。
映像は本当にすごくて、特にゴジラが人を襲うシーンなんて、実体感を持ったリアルな恐怖感があってすごかった。先の、シンゴジラでは電車をゴジラにぶつけてかっこ良さや爽快感を演出したのに、今回はゴジラが列車を噛み潰したりと真逆の方向性で演出されたりしていて、わざとなんだろうけど、違いが明確に見えて面白くもあった。
ただ、個人的にどちらが好きかと言えば、自分は、シンゴジラの方かなと。これは、好みの問題が強い。
マイナスワンは、敷島が戦争で、死ぬことから逃げたことに起因したトラウマから始まり、ゴジラを通してそれらを克服する人間ドラマとしての側面が強く出ているので、そこで好き嫌いはすごく分かれると思う。
私は、悪くはないけど、悪くはないかなという感じでした。

それにしても、映画館に行って改めて思ったのは、今、洋画がすごく少ないなということ。まるで、洋画でヒットしてる作品が何もないみたいみたいですね。ちょっと前まで、邦画と洋画の比率なんて逆で、日本の映画なんて滅多に見なかったのに、今は、常に日本のものが映画に並んでいる。なぜこうなったんでしょう。自分は、元々アニメか特撮ものくらいしか観ない人間なので、昔に比べて映画行く回数は増えたんですけどね。

正直言うと、今回もどれ見ようかとちょっと迷って、「ある閉ざされた雪の山荘で」は、原作を知っているので見たかったのだけど、ちょっと時間が合わずに断念。「ゴールデンカムイ」も、やたら評判が良いのは気になっているが、これは原作も知らないので、まずはアニメ見てからかなと思ってはいる。スパイファミリーも見る予定だったけど、多分無理かなと。これから先も気になっているアニメ映画が多いので。

鬼滅の爆発があったのにせよ、アニメがこんなにも日の目を見ることになろうとはやっぱり日陰時代を知っていると不思議に思います。ゲーム実況も、アングラ的なものと認識していた時代があったのに、今や企業とコラボするくらいになってしまったのだから。良い時代になったと思う。本当に。

 

1/21 趣味の配分

連続更新は途切れてしまったけど、続ける意思はあるので。

今日も今日とてピザ屋を見ていた。

【 VCR GTA2 】今日こそオリジナルメニューを売りさばきたい! #VCRGTA【アルランディス/ホロスターズ】 - YouTube

どころではなく、ロベルさん視点の救急隊のやつも見始めてしまって、まじでどうしようと思っているところです。

冗談ではなく、この土日、アルさんとロベルさんの配信アーカイブ動画をずっと見ていて、1回の配信で7時間以上あるものもあり、それが2週間分あるわけで、1日10時間観たととして観終わる気配などなく、これはもはや、観終わるということを考えずに空いている時間に見るということを覚えなければいけないのでは?と思いながらも、今でも空いてる時間に見ているつもりなので、つまり他の趣味(本やゲーム)に時間を使えないことを自分自身が不満に思うという矛盾した感情が渦巻いている。自分の時間なんだから、本でもゲームでも、好きなことをやればいいじゃないか、GTA見たいならそれでいいはずなのに、一日が終わり、ふと気づいたらGTA動画しか見てないことに気付いて愕然とした土曜の夜。

そのショックがデカすぎて土曜のブログ更新をサボったのはわりとガチです。

平日の隙間時間に楽しい動画が見れるのはとてもコスパが良いのだけど、仕事休みの日に丸一日時間を費やすのは流石に良くないねと思ったので、来週はちょつと敢えて予定を入れたい。

 

1/19 残業

残業があると、家に帰ってから、まじで何もする暇ががなく、寝るだけになってしまう。が、毎日ブログの更新はするのだ、という強い意志のもと今更新する。

しかし、かつて私は深夜過ぎまで毎日残業という鬼のような職場で働いてた経験があるのだが、今思えば、なぜアレを異常と思わなかったのか。もちろんノー残業代なので、ガチで違法バリバリのやば会社だったのだが、いまだに、親は、昔はいいところに勤めていたのにと、あのやば会社を辞めたことを責めてくるので、人と人とは絶対に分かり合えないと思っている。しかも、親は”好意”であり”心配”でそれを言ってくるので真剣に達が悪く、ストレスになってしまう。ストレス値が高いと余計なことを考えてしまうな。やめよう。

等々力座殺人事件: 中村雅楽と迷宮舞台 (河出文庫)

読んだ。昭和の探偵もの好きなので。
全体的に、そんな些細な理由で殺すなという、動機の雑さが目についたけど、そういう昭和っぽさ嫌いではない。でも、そんな理由で殺すなという突っ込みは常に入れてしまっていた気がする。子供が犯人の話で、子供だから何の罪悪感もなく犯してしまったのだと、締められた話があったけど、これなんか、今なら小学四年で人殺しを悪いことと認識せずに実行するのは普通におかしいでしょと思うが、この話では一切普通の子として扱われていて子供なら仕方ないみたいな描かれ方が、子供に人権がないみたいで面白かった。人権がないというか、人として認められていないというか、昔の話って、子供に対して、大人とは考えてることが違う生き物のような扱いをするものが多いんですよね。後、全体的に女性だとか弱い立場の人による犯行が多いように思えたのは、偶然なのか、作者の特徴なのか。個人的には「臨時停留所」が語り手によるリアルタイム事件簿のようで一番面白かったです。