空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

1/19 残業

残業があると、家に帰ってから、まじで何もする暇ががなく、寝るだけになってしまう。が、毎日ブログの更新はするのだ、という強い意志のもと今更新する。

しかし、かつて私は深夜過ぎまで毎日残業という鬼のような職場で働いてた経験があるのだが、今思えば、なぜアレを異常と思わなかったのか。もちろんノー残業代なので、ガチで違法バリバリのやば会社だったのだが、いまだに、親は、昔はいいところに勤めていたのにと、あのやば会社を辞めたことを責めてくるので、人と人とは絶対に分かり合えないと思っている。しかも、親は”好意”であり”心配”でそれを言ってくるので真剣に達が悪く、ストレスになってしまう。ストレス値が高いと余計なことを考えてしまうな。やめよう。

等々力座殺人事件: 中村雅楽と迷宮舞台 (河出文庫)

読んだ。昭和の探偵もの好きなので。
全体的に、そんな些細な理由で殺すなという、動機の雑さが目についたけど、そういう昭和っぽさ嫌いではない。でも、そんな理由で殺すなという突っ込みは常に入れてしまっていた気がする。子供が犯人の話で、子供だから何の罪悪感もなく犯してしまったのだと、締められた話があったけど、これなんか、今なら小学四年で人殺しを悪いことと認識せずに実行するのは普通におかしいでしょと思うが、この話では一切普通の子として扱われていて子供なら仕方ないみたいな描かれ方が、子供に人権がないみたいで面白かった。人権がないというか、人として認められていないというか、昔の話って、子供に対して、大人とは考えてることが違う生き物のような扱いをするものが多いんですよね。後、全体的に女性だとか弱い立場の人による犯行が多いように思えたのは、偶然なのか、作者の特徴なのか。個人的には「臨時停留所」が語り手によるリアルタイム事件簿のようで一番面白かったです。