空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

2/28 読んでる本と月末

新編-閑な老人 (中公文庫 )を読んでいる。
本屋の平台に並んでいたので、何となく手に取ったものです。昭和初期辺りのの文豪の人でエッセイらしいということくらいしか知らず購入。尾崎一雄という名前も聞いたことがなかったので少し調べてみたら、全集があるくらいには有名らしいが、本屋で探すには難しく、図書館にはあるらしいという何とも微妙な作家だった。経歴を見たら、志賀直哉に憧れ師事、とあったので、何となく文アルあたりにいそうだなと思ったけど、どうやらまだいないらしい。

ちょっと小説の方も読んでみたいんですよね。

月末です。月末になると、私の場合、まず読了本の月まとめのことを考えだすのだけど、今月に関しては、『空の境界』を再読したことでほぼ時間を使ってしまいました。およそ十数年ぶりに再読したのだけど、相変わらず、最高に面白かった。それと同時に、私にとっては最高でも多くの人にとってはそうではないんだろうなと思ってしまって。あれから十数年経って奈須きのこ原作関連のFGOが世界的人気なことがいまだに信じられない私です。ゲームの人気はおそらく奈須さんだけの力ではないと思っていますが(もしそうなら『空の境界』も『DDD』ももっと売れるはず)、いや、それでもFGO好きな人なら、奈須さんの小説を面白いと思える下地はあるはずなので小説を読んで欲しいなと思ってしまう日々です。