空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

7/18~7/22 「薬の魔物」感想メモ

7/18~7/22「薬の魔物の解雇理由」の感想メモです。

面白すぎて、楽しすぎて、続きが見たさ過ぎて、かなりすっ飛ばしてしまったのだけど、何とか落ち着けたので書きます。

 

・2回目のお誕生日会まで読み終わりました。

重要事件であった過去の影絵落とされ事件と闇の妖精に連れ去られ事件は感想メモを飛ばしてしまったのだけど、正直、面白すぎてメモってるどころではなかったのですよ。

”影絵”の呪いシステムは大変良いシステムだなぁと思ってしまった。過去というわけではないので時間系的な改変を全く気にせず、過去のキャラに出会えるというのはとても良い。ネアを知らないウィリアムさんに出会ったときのゾワゾワ感が最高でしたね。後、過去のアルテアさんは一体何をしに来たんだ。結局わからないままでそこは気になって仕方なかった。またこのシステムで過去のキャラに出会いたい。今が最高に幸せだからこそ、昔の荒んでいた時代のキャラを見るの本当に良い。

闇の妖精連れ去られ事件は、ネア自身はかなりごろごろされピンチだったはずなのに、最後の顛末があまりに悲しい終わり(皮肉かな)になってしまい、何となく、シリアスエピソードの最後がギャグ使用になるのはこの作品の特徴的な救いだったりするのかなとちょっと思ってしまいました。今回、アルテア(推し)の登場が少なかったので残念だなと思っていたら、途中、2秒だけネア前に現れてはちゅうするというエピソードにぴよっ!となってしまい思わず文章をスクショしてしまった。アルテア好き。本当に好き。

そして、今現在の最新はお誕生日会なのです。あまりに幸せでつらい。私は、こういうただただ幸せなエピソードは本来好きじゃないはずなのに、この作品に限っては本当に幸せになってしまう。料理に関しても本来料理ものは好きじゃないのに、もう、アルテアが料理作ってるだけで私は幸せです。アルテアの誕生日プレゼントが”土地の権利証”というのも、アルテアはネアをどうしたいんだと。来年は家をくれるそうだが、懐かれすぎるのは嫌だとかめんどくさい側面も持っていてこの関係性は来年はどうなるのかな。後、ノアは完全に家族になっていて本当に嬉しい。こんな関係性になるとは思わなかったね。

・統一戦争の悪夢の呪いに落ちた話まで読みました。

めちゃくちゃ良い話だった。こうやって感想メモを書くときは、いつも、そのエピソードを読み終えた後になるので、「すごい良い話だった」で終わってしまうのだけど、読んでる最中は、突然の過去の燃えた街に取り残され、それなりに命の危険があって、しかも実際死んで(生き返って)、過去のノアに会えたりで感情がジェットコースターだったんだけど、面白すぎて、立ち止まる余裕がない。そして、この話は絶対来ると思ってたのだけど、いざ来たらある意味過去のノアが救われる回だったので、本当にもう情緒が死にすぎて最高に良かった。あの時こうしておけばという絶望があった過去に、未来の幸せな自分が声をかけるなんて、誰もが思い描くイフなんだけど、それを作中でやってのけるのがこの作品のすごさな気がする。前も言ったけど、このシステム、過去だけど過去じゃないので時間改変的なことを考えなくていいというのが本当に良い。こんな感じでアルテアとディノ編をぜひにやって欲しいんだよ。いつかやってくれそうだけど。本当にいい話だった。読み直したいけど、それよりも続きも読みたい意識があって、これはまじでTOブックスさんにこれからも書籍化してもらいたいんで、本当に宜しくお願いします。

本音を言うと、もっと細かく書きたい気持ちはあるんだけど、読みながらメモを取るという感覚が私に備わってなくて、読んでる最中は完全にあっちの世界にいってるので難しいのですよね。それでも日ごと感想は書きたい。