空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

1/10 クリアファイルない

本からネタを拾ってブログに書こうのコーナーは終了しました。ありがとうございました。また機会があればやるかもしれない。

・読んだ本

伝言猫がカフェにいます (PHP文芸文庫)

表紙の猫ちゃんがかわいかったのと、猫視点のお話*1が好きなので買ったもの。

しかし、正直私には合わなかった。死者からの伝言を生きてる人に伝える猫ちゃんたちの活躍の話なんだけど、あの世この世の設定があまりにふんわりし過ぎてて、突っ込みどころが多くて、それぞれの人エピソードに集中できなかった。死んだらみんなこっちで楽しく暮らしているんだとか、けれど生きてる人に会いすぎると地球の歪みがあるから会ってはいけないんだとか、生まれる前に死んじゃった子はその子専用の保育園があってそこで育てられるだ(死んでるのに育てるとは?)とか細かい謎設定がわんさかあって、本当に死者が幸せに暮らしているんだということが前面に押し出されていて、現実に死んだ人がいる人にとっては希望のような話かもしれないが、メタ視点から見ると、正直感情が混乱する。大切な人が死んで、でも死んだ人たちがあの世で幸せに暮らしていることを知り元気が出るという、それだけならいい話で終わるんだけど、そこから死者視点に移ってこっちは元気にやってるのだからあの子も元気になって欲しいな、まであると、まじでどういう感情を持ってみればいいのかわからんのよ。死者、なんで普通に生きて生活してるのか、ちゃんとした大型ファンタジーレベルの世界観設定がないと納得できなくて気持ち悪い。

多分、そういう観点で見てはいけないんだよね。でもそこが気になって仕方なかったよ。

森永にじさんじコラボのクリアファイルが欲しくて、駆け回ったのだけど、どこも置いてなかった。悲しい。ワンチャン、店に出してないだけという可能性はないだろうか。いくら何でもなくなるの早くないですか。都市部しか行けてないので、田舎部ならあるかもしれないけど、地元の近くにはコラボ店舗はないので。休みになったらもう少し広域に調べてみようと思っています。

 

シュウがきのこたけのこ論争のさ中、僕Darsと言った配信探してるけど見つからない。どこだったかな。

なので、ネット文化について真面目に語っているシュウを見て

www.youtube.com

今ある楽しい文化が廃れたとしても、次の新しい何かが始まるのだから、怖れることはないと、文化の衰退と進化について語っていて、何か本当に勇気をもらった気がした。

直に聴きたい。字幕でしか感じられないのが悲しい。

 

*1:猫探偵正太郎シリーズとか