空ゴト日和

本とゲームに埋もれた日々

3/12 読んだやつとか思ったこと

サイレント・ウィッチ V 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

人外が好きなのでこの巻でネロがすごい好きになったかもしれない。今までの人外枠は主人公が担ってたんだけど、この度ネロの正体が判明してトップに躍り出た。人の枠というか法とか枠組みから外れた存在というのが好きなんだよね。

サイレントウィッチすごい面白いんだけど、これからも書籍で読み続けたいと思っているので人気で良かった。これからも安定して書籍は発売されるようで一安心です。

薬屋のひとりごと 13 (ヒーロー文庫)

前回の事件の後日談的な短編集みたいな。そこかしこにカプの匂いが乱立した話だった。最後の壬士と猫猫に関しては一線を越えなくて良かった。両想いになったからといって女の都合を考えずやりたがる男が好きじゃないので、壬士を嫌いにならずにすんだ。猫猫もしっかり断れと言いたくなった。いや、内心をしっかり描写されたわけじゃないからもしかしたらやる気満々の猫猫だったのかもしれんけど、それならいいけど、やりたくないなら覚悟とか妥協するなと。ただ、こうなった以上は、二人が幸せになるための問題解決は二人で考えていかなきゃ。今のところそこ頑張ってるの壬士だけだからね。

くすまもでディノネアが良い雰囲気になった時、本当に嫌じゃないのかとネアを思いやるディノの内心が描写されてる話があって、それに対してネアが嫌ではないとはっきり言ってて、それがとても好きだったんだよね。くすまもでその手の話は滅多にないんだけど、その話一つあるだけで、この二人は仲良くやってるんだなと思えたし、ディノの内心が本当に優しげで、ディノネア一生幸せに暮らしてくれ!と思った。好き。

今日、とあるコミックのお試しページみたいな部分を読んで、面白いなと思ったので原作らしきものをなろうで読んでみると、文章が、とても読みにくく、いや言うほとではないが、それでも頑張って読もうと思うほどの気力もなく、改めて漫画と小説はやっぱ別ものだなと思ってしまった。名前を出すとどうしても悪口みたいになってしまうので控えるが。そういう意味で、最近は書籍化の前にコミック化というのがよくあるというのも、そういうことなんだろうなと思ってしまう。私は、小説は文章自体がしっかりしてないと、よほどではないと読めないので、なろうはちょっとその選別が難しい。でも、本好きとか、くすまもは、ちゃんと書籍化して人気になってくれて知ることが出来たから良いものは有名になるんだよという思いと、でも女王の化粧師は書籍化したのに全然話題にならなかったので(これはビーズログのせいだといまだに思ってる)(個人的に早川あたりからもう一回出し直しませんかという思いがある)、届くべき層に届いていない感じがして、自分が好きなものを探し出すのは難しいよね、と思ってしまう。

後、某溺愛ルートのコミックをたまたま見かけて(読んでない)その煽り文句に“絵が美しいと話題に!”とあって、その煽りでいいのかと思ってしまった。いや、確かに絵は美しいよ。でも推しポイントそこなんだと思ったらやっぱ漫画は絵なんですね。